経営者の相続~その1~
今年で、団塊の世代(1947年~1949年生)の方全員が70歳を迎えることになり、日本は本格的な高齢化社会となりました。
相続問題は昭和の頃からありましたが、5年程前からでしょうか、私も相続関係のご相談を受けることがかなり多くなり、今現在、少なくない数の案件を解決へと進めています。
元号は平成から令和に変わりましたが、相続は、古いが「新しい」問題といえそうです。
「法律を力に」は、個人事業者や会社経営者の皆様に向けてのレターですので、相続の観点からは、皆様が営んでおられる営業(会社)の継承(いわゆる「事業承継」)の問題が重要になってきます。
すなわち次の点です・・・
① 事業を継承すべきか、それとも自分の代で廃業すべきか?
② 継承すべきだとしても、相続に伴う税金や相続人の権利調整の問題、後継者問題を含め、果たして継承できるのか?
③ 継承する最も上手い方法は何か?
私も、この「事業承継」の問題はいずれ取り上げていきたいと考えていますが、「事業承継」はかなり専門的な内容になり、前提として、相続の基本的な仕組みや勘所がわかっていないと、なかなか理解が簡単ではありません(ただ、基本を押さえていけば大丈夫!)。
そこで、相続の入門的な事柄をまずお話したいと思いましたが、紙面が尽きてしまいましたので、このお話は次回以降に・・・
なお、私が開設しておりますサイト 「弁護士による事業再生・再建」には負債問題の対処方法など、いろいろな情報をお知らせしていますので、ご参考にして頂けましたら幸甚です。
「脳はなにげに不公平」(著者:池谷裕二 朝日文庫)
脳の勘違いの1つに、人は自分を実際よりも高く評価してしまうことがあります。この勘違いが作られる仕組みは、犬がエサが欲しくて「お手」を覚えることと同じだそうです。。。
ACCESS
- JR山手線
- 大塚駅徒歩5分
池袋駅徒歩12分
- 都電荒川線
- 向原駅前
東京都豊島区東池袋5-38-7クリオタワー大塚台1407